~採卵日前日までの前回の記事はこちら!
採卵は採卵針を用いて、卵胞から卵子を採取します。その後体外で授精させたあと、体の中に戻し着手させるのが体外受精です。
準備をし、いよいよ当日です。
朝から緊張でずっと体が重い…!
来院時間は病院で一番早い10:00~10:10。
持ち物も忘れずもって、病院に向かいます。
初めての採卵!ビビりまくったその結果…
当日の流れ
- 10:00~10:10に受付
- 採血・超音波検査(卵胞の状態を確認します)
- 採卵室へ移動、着替え
- 採卵
- 安静
- 内診室で止血確認
受付前に採取してきた精子を採精BOXに入れます。
この精子を検査している間に受付・採血・超音波検査を済ませます。
その後採卵室に呼ばれ、下のような服に着替えます。
内装としては採卵室の手前、左側にベッドが4~5台置かれていて、右手側にロッカーがある感じですね。
着替え終わったら指定されたベッドで待機。看護師さんに呼ばれ採卵室に入ります。
高まりまくった緊張!結局のところ、採卵は痛いです
入ってみると採卵室は広く、手術台と器具が置かれた台車がポツンとある感じ。
モニターが両側についていて、わーこれが手術室なんだーと思いながらガチコチに手術台に上ると、
本人確認があり施術が始まりました。
ですが、すっかり恐怖感がピークに達してしまい、施術が始まった瞬間ボロボロ泣いてしまいました。
ただでさえ緊張してるのに、クスコの痛み+採卵器具の挿入+針を刺す痛みの3点セットで陥落。
見かねた看護師さんが手を握ってずっと励ましてくれました…!ホントにホントにありがとうございます…。
時間としては10~15分くらいでしたが、永遠かと思うくらいの時間が過ぎ…。
しばらくベットで休んだあと、着替えて内診室で状態の確認をします。止血のガーゼを取り採卵は終了です。どっと疲れました。
採卵結果は…!
その後診察室で採取した精子と卵子の状態を聞きます。
が、残念ながら今回の採卵で卵子は取れず…。排卵誘発剤の効き具合や排卵状態によってそういう事もあるようです。いやでもあんなに怖い思いしたのにこれはショック!
更には、やはり今回も精子の数値がよくなく、体外受精をするにしても確実に顕微授精だろうと。
逆にここでもし採卵がうまくいっていたとしても、その次のステップに進むのも一筋縄ではいかないのでは…?
一旦次の採卵の予定は入れず、その日は帰宅しました。
体外受精中止。男性不妊の治療へ移行することに
帰宅後、夫と相談し男性専用の不妊治療クリニックを受診することに。
改めて精子検査を受けたところ、なんと精子数は一般男性の50分の1との診断でした。
ただ、原因としては「精索静脈瘤による乏精子症」が考えられる、と前進の糸口も見つかりました。
精索静脈瘤とは股間の血管にこぶがあり血流が悪くなることで、これによって精子の質も落ちている可能性が。治療をすれば精子の質が改善され、もしかしたら自然妊娠もできるかもしれないとのお話も受けました。(あくまで一番うまく進めばですけど)
ここまで検査や採卵をしてきましたが、予想以上に女性側の負担というか、疲労度が高い。
そんな中で可能性が低い中体外受精を続けるよりも、いったん精索静脈瘤の治療を進め経過を見てみよう。そんなところで方向性は決まり、初めての体外受精は予想外の形で終わったのでした…。
ただもしもう一回採卵をするなら、絶対麻酔ありでしようと思います。(採卵は病院によっては麻酔を使ってしてくれるところもみたい)
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